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減資とは

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証券用語解説
 

■減資についての用語解説1

株主からの出資金である資本金を取り崩し、資本金の額を減らすことをいいます。大きく分けて、株主に対して減資金額に相当する資産等を返還する「有償減資」と、資産等の返還を伴わない「無償減資」の2つがあり、後者は一般的に「計算上の減資」ともいわれてます。

■減資についての用語解説2

企業が株式の額面金額や発行済み株式数を減少させることなどで資本金を減らすこと。

株主や債権者を保護するため、減資の実施には株主総会の特別決議が必要となっている。

■減資についての用語解説3

株式会社または有限会社において、資本の額を減少させること。「資本減少」の略称です。減資は、形式(名目)上の減資、実質上の減資の2つに大別できます。形式(名目)上の減資は、経営が悪化して資本の欠損が生じている会社が、会社財産の払戻しは行わず資本の額だけを減少させることによって、欠損を縮小または消滅させ、将来の利益配当を行いやすくする目的で行われます。一方、実質上の減資は、会社財産の一部を株主に返還して、その営業規模を縮小する目的で行われます。日本では、経営が悪化した会社の再建策として減資が行われることがよくみられます。会社更生法の手続きでは、資本の額がゼロになる100%減資が行われることもあります。この減資は、一定の株式を株主の持ち株に応じて一定割合で消滅させる株式の無償消却や併合などの方法で行われます。

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